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unison [その他]

ご存じの方はどのくらいいらっしゃるかな。

unisonは、デビュー前にサイトで連載していた作品でした。
友達の『鬼畜鬼畜鬼畜最後は甘甘』というリクエストで書いたのですが、最後、全然甘甘じゃなかったですよね(笑)。
当時、サイトでは『夏への扉』という罪シリーズの作品を書いていて、竹宮恵子先生つながりで『変奏曲』というunisonの続編を書いた(大好きなんです)あと、concertoで完結、というつもりでいたのですが、当時、サイトに通ってくださっていた皆様から本当に熱いご感想をいただき、続きを書くことになりました。
長瀬が桐生以外の男性にやられそうになったとき、ピンチ、というところで「続く」にしたら、びっくりするくらい『やめて』というメールをいただき、寸止めにした、というのも今となってはいい思い出です。
当時は本当にびっくりしていたのですが(そんなことになったら許さない、というような脅迫?めいたメールもきたので)、そんなふうに思い入れを持っていただけるなんて、本当に幸せだな、と思ったことを昨日のことのように思い出します。
ルチル様のご好意で商業誌化していただけることになり、12冊も出していただけて本当に嬉しかったです。
前の日記で、シリーズを続けるには売上げも必要、というようなことを書いたので、売上げ的に厳しかったのかしら、と思われたかたもいらっしゃったようですが、シリーズ一区切りは売上げではなく(何度も申し上げているとおり)時代がかわったから、というものでした。
またいつか、今の時代にあわせた二人を書きたいな、と思っています。
三十代になった二人とか。桐生はその頃は経営者かな。

全然関係ないんですが、私も長年、同じ会社に勤め続けているのですが、時代の変化はひしひしと感じます。
かわらないことなんてないんでしょうね。
でもかわらないでいてほしいこともありますよね。

出版業界もいろいろ変わってきてはいますが、これからも自分の書きたいものを書き続けていけたらいいなと祈ってます。
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